経鼻インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液)
フルミスト(経鼻インフルエンザワクチン)導入のお知らせ
今季、インフルエンザ予防接種の選択肢を拡大するため、フルミスト(経鼻インフルエンザ弱毒生ワクチン)を新たに導入いたします。注射が苦手なお子様に特におすすめの、痛みのない点鼻タイプのワクチンです。受付時にお客様のご希望をお伺いし、従来の注射型ワクチンと併せてご案内いたします。
通常のインフルエンザ予防接種予約で受診時に対応いたします。ご希望の方は、下記の内容もご確認下さい。
フルミストの主な特徴
フルミストは、鼻腔にスプレーするだけで接種できる生ワクチンで、インフルエンザウイルスを弱毒化したものを用いています。
【メリット】
痛みがない:針を使わず、鼻に0.1mlずつの薬液を噴霧するだけ。注射のストレスから解放され、お子様の負担を大幅に軽減します。
高い予防効果: インフルエンザの主な感染経路である鼻や咽頭の粘膜で免疫(IgA抗体)を直接誘導するため、感染を初期段階で防ぎやすいです。また、血液中にも免疫を形成し、万一感染した場合の重症化を抑制します。
効果の持続が長い: 注射型ワクチン(約5ヶ月)と比べて約6ヶ月~1年と長期間にわたり効果が期待できます。
自然な免疫反応:生きた弱毒ウイルスを使用するため、流行株と多少異なっても発症を軽減する可能性があります。欧米では2003年頃から広く使用されており、安全性・有効性が確立されたワクチンです。
【デメリット】
フルミストは多くの利点を持つ一方、以下のようなデメリットや注意点も考慮する必要があります。
適応年齢の制限:2歳未満および19歳以上の人は接種対象外。注射型ワクチンに比べ適応範囲が狭い。
生ワクチンのリスク:弱毒化されているとはいえ生ウイルスを使用するため、免疫力が低下している方(例: 免疫不全疾患、免疫抑制剤使用中の方)には接種できない場合がある。
まれに、接種後に軽いインフルエンザ様症状(鼻水、発熱、喉の痛みなど)が現れる可能性がある。
アレルギーや副反応:ワクチン成分に対するアレルギーがある場合、接種できない。
副反応として、鼻づまり、鼻水、頭痛、筋肉痛、発熱などが報告されている(通常は軽度で数日以内に解消)。
周囲への影響:生ワクチンであるため、接種後1~2週間はウイルスが鼻腔から排出される可能性があり、免疫不全者との濃厚接触を避ける必要がある。
効果のばらつき:ワクチンの効果は、流行するインフルエンザ株との適合性や個人の免疫応答により異なる場合がある。
一部の研究では、特定のシーズンにおいて注射型ワクチンに比べて効果が劣る場合が報告されている(年や株による)。
使用実績の地域差:日本ではフルミストの導入が比較的新しい。
適応年齢と料金
対象年齢
2歳以上19歳未満の方(母子手帳の持参をお願いします。過剰接種を避けるためです。)
料金
2歳以上19歳未満:8,000円
未就学児は岐阜市から2,000円助成あり(6,000円)
※料金は税込です。詳細は受付にてご確認ください。接種後2週間以内にインフルエンザ様症状が出た場合や、抗インフルエンザ薬(例: タミフル)の服用中の方は、事前相談をおすすめします。
補足
フルミストは注射が苦手なお子様にとって負担の少ない選択肢ですが、接種前に医師と相談し、お子様の健康状態やアレルギー歴、免疫状態を確認することが重要です。
インフルエンザの流行シーズン(通常11月~3月)に備え、早期の接種(10月~11月頃)が推奨されます。
ご不明点や詳細については、受付スタッフまでお問い合わせください。

