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コロナワクチンについて

[2021.04.16]

コロナワクチンについて現状をお伝え致します。

岐阜市以外では既にクーポンの送付があった様です。岐阜市では4月23日に接種券が届くようです。

5月22日より集団接種、5月24日より私どもの様な医療機関の個別接種が始まる予定です。既報の通り、岐阜市において

高齢者施設の接種は4月12日にから行われています

他の市町村については、バラバラではありますがおおよそ4月中に始まるようです。

岐阜市の計画では、まずは5施設の高齢者より開始され、その後に5月22日までに高齢者施設の接種が終わる様です。

本日の外来でも何回か伺いました。「先生たちは打っていますか?」

私ども医療従事者は接種が約60万人ほどが完了したようです。コロナ慰労金の対象が310万人であったことを考えると、現時点ににおいて20%程度の

医療従事者の予防接種しか完了していないのが現状です。なかうずらクリニックでは、スタッフ12名ですがもちろん全員初回接種もすんでいません。

これからどのようになるかは全く不透明ではありますが、国の計画では5月中に医療従事者の接種は完了し、6月までに高齢者の接種が完了する。との計画です。

目下、先進7カ国中(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)で最低の接種率ですが、欧米諸国がある程度接種されワクチン余剰分が

5月には急速に輸入される計画なのでしょうか?早く輸入されることを望むのみです。

 

高齢者の対象者は、昭和32年4月1日以前に生まれた方とされています。当院でも個別接種を予定しています。

日本で使用可能なワクチンはファイザー製ワクチン(コナミティ)のみです。3週間の間隔で2回接種が必要です。

より詳しい情報を知りたい方は、メーカのホームページに接種者向けの記載がありますので、ご一読ください。

5月24日からの接種に向けて地域の皆様がつつがなく受けられるように準備をしております。

当院で接種をご希望された患者様には全員接種出来るよう最大限努力をさせていただきたく存じます。

しかしながら、国の供給が不透明な所もあり望み通り接種が可能になるかは、なんともいえない状況です。

そこで、接種をご希望される方の事前調査をさせていただきたく存じます。

マイナス60-90℃以下の保管から、2-8℃の冷蔵にすると5日以内の使用が必要で、ワクチンを希釈すると6時間以内の接種が必要になります。

希釈後はできる限り廃棄がないように対応したいと思っております。限りがあることもあり「いつ打ってもいいよと」おしゃっていただける方がいらっしゃれば是非ご協力をいただき、余剰分が出来たときにこちらよりご連絡させていただければ助かります。

つきまして、お知らせでも記載致しましたが、事前に電話をしていただけるかまたはフォームにご記載ください。トップページのみでまともにアナウンスしていなかったのですが、既に3名の方からフォームのご記載をいただけました。大変ありがたく思います。

 

また、パソコンなどの使用が可能な方はフォームの方に記載いただけるとありがたいです。当院で接種をご希望される皆様の情報をいただけると、より有効に接種可能になると思っております。

フォームでは65歳以上、未満で分かれるようになっています。65歳以上で無い方も、今後対応させていただきますので、是非記載ください。また本日からの外来では、希望も伺いますのでご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

蛇足ですが、、

ワクチンは1バイアルに0.45ml入っており、1.8mlの生食で希釈します。1人あたり0.3mlの使用ですので、(1.8+0.45)÷0.3=7.5人の投与分が入っています。

5人?6?7人?と1バイアルあたり使用可能な人数の議論がありますが、実地医療をしている感覚からは特殊なシリンジを使わなくてもうまくとれれば6人接種は可能ではないかと思っています。特殊な注射器(ローデッドスペース注射器)の場合は7人分接種も可能であると報告もあります。

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