ローデットタイプのシリンジを買いました。(接種の工夫をしています。①)
コロナワクチンのお問い合わせが非常に多い中で、なんとか接種出来ないか工夫をしています。供給は約50%に減っている中で接種数を増やせないかを考えています。
8月7日なかなか手に入らないニプロVAシリンジ(注射器)が手に入りました。このシリンジはローデットスペースシリンジというもので、1つの瓶から7人分のワクチンをとれる注射器です。
そもそも、ワクチンは1つのバイアル(瓶)の中に0.45ml入っており、1.8mlの生理食塩水を入れて、0.3mlずつ注射器に分けます。
本来なら、0.45ml+1.8ml=2.25mlになるので、6人(0.3ml×6人)→1.8ml、7人(0.3ml×7人)→2.1mlなので、うまくとれば7人とれます。
コロナのワクチン接種は材料も国から支給されるので、支給された物(これもローデットタイプです)を使用していますが6人しかとれないものが多いです。そこで7人取れるシリンジを買って少しでも多くの方に接種出来るようにしています。
支給当初は通常の注射器で、5人しか取れない物でした。
7人分とれる注射器製品はテルモFNシリンジかニプロVAシリンジしか7人分のワクチンが取れるシリンジが無さそうです。今後も運良く買えるといいのですが。。。
また接種サイドの問題ですが、
予診票、接種券ともにアナログなところがおおいんです。そもそも紙を使わないようにして、全てデジタルであるといいのですが。
かかないといけない所や、シールを貼ったりすることが多いのです。もちろん問診内容に問題ないかを確認するしますが、住所や氏名などの誤記が無いか、同意書名が無いかの確認も必要です。
接種することよりはるかに手間なのです。
また、接種登録するVRSというシステムというものが導入されていますが、接種券のシールの読み取りが結構手間です。VRSシステムは、接種登録をクリニックではタブレットで登録します。クリニックでは国から借用したタブレットのカメラでバーコードを読み取りますが、バーコードの読み取りに時間がかかったり、認識が間違ったりしまいます。スタッフの中では手で入力した方が早いという意見があり、お粗末です。 (続き、、)