「夜や早朝に咳が出る、ゼーゼーして息苦しい」——それは大人の喘息(気管支喘息)かもしれません。「喘息は子どもの病気」と思っていませんか? 実は、大人になってから初めて発症するケースも少なくありません。風邪のあとに咳だけが長引いている方や、夜間に苦しくて目が覚めてしまう方は、「気管支喘息」や「咳喘息」の可能性があります。当院では、小さなお子さまから大人の方まで、世代に応じた適切な治療を行っています。
喘息(気管支喘息)とは?
空気の通り道である「気管支」に慢性的な炎症が起き、刺激に対して過敏になることで呼吸が苦しくなったり、咳が止まらなくなったりする病気です。
小児喘息: アレルギーが原因のことが多く、成長とともに改善するケースもありますが、大人になっても完治せず移行することもあります。
大人の喘息(成人喘息): 患者さんの多くが大人になってから発症しています。風邪、ストレス、過労、天候の変化、タバコの煙などがきっかけとなることが特徴です。
こんな症状はありませんか?(セルフチェック)
- 風邪は治ったのに、咳だけが2週間以上続いている
- 夜間や明け方に激しい咳が出たり、息苦しくて目が覚める
- 息をするときに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音がする
- 季節の変わり目や、冷たい空気に触れると咳き込む
当てはまる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
大人に多い「咳喘息」と「気管支喘息」の違い
大人の長引く咳の背景としてよくみられるのが「咳喘息(せきぜんそく)」です。本格的な気管支喘息の前段階ともいわれています。
咳喘息はゼーゼー音がなく「空咳」だけが続くため、「ただの風邪」と見過ごされがちです。しかし適切な治療をせずに放置すると、約30%(3人に1人)が本格的な気管支喘息へ移行することが分かっています。咳止めの効かない長引く咳は、早めの受診をおすすめします。