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酷暑が続く時期の熱中症対策

厳しい暑さが続いています ― 熱中症にご注意ください

連日、最高気温が40度を超える「酷暑日」が続いています。当院のある地域でも、ここ数日はその厳しい暑さが4日ほど続いており、心配な暑さです。

この時期、体調を崩して来院される方が増えています。

熱中症はどうして起きるのか

熱中症とは、暑さのために体温の調節がうまくいかなくなり、体に熱がこもってしまう状態のことです。

汗をかくと、体から水分と塩分が失われます。それを補わないままでいると、めまいや頭痛、だるさ、吐き気などがあらわれることがあります。

室内にいても油断はできません。風通しが悪く気温が高い部屋では、動いていなくても熱中症は起こりえます。

こまめな水分補給を

まず大切なのは、水分をよくとることです。

のどが渇いたと感じたときには、すでに体の水分が不足しはじめています。渇きを感じる前から、少しずつこまめに飲むことを心がけてください。

汗を多くかいたときは、水だけでなく塩分も適度に補うとよいでしょう。麦茶に加えて、経口補水液(水分と塩分をバランスよく含む飲料)を上手に使うのもひとつの方法です。

循環器を診る立場から

心臓や血圧の治療を受けている方の中には、水分の量を医師から調整するよう言われている場合があります。そうした方は、暑いからといって自己判断で急に量を増やすのではなく、迷ったときはご相談ください。

また、汗をかいて体の水分が減ると、血液が濃くなりやすくなります。夏場に体の負担が増えるのを、診察の場でも実感する時期です。

日々の暮らしで気をつけたいこと 日中の暑い時間帯は、無理な外出や作業を控えましょう 部屋の温度を我慢せず、冷房を適切に使いましょう 睡眠をしっかりとり、体力を保ちましょう 一人暮らしの高齢の方には、周囲がこまめに声をかけましょう

特に高齢の方は、暑さやのどの渇きを感じにくくなることがあります。ご家族やご近所の方の見守りが大きな支えになります。

気になる症状があるときは

強いだるさや頭痛、吐き気、立ちくらみが続くとき、あるいは水分をとってもよくならないときは、早めに休み、涼しい場所で体を冷やしてください。それでも改善しないときは、どうぞご相談ください。

まだしばらくは厳しい暑さが続く見込みです。どうか無理をせず、体を労わりながら、この夏を乗り切っていただければと思います。

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